3.自己改善面: 2014年11月アーカイブ


 私たちは、いつの間にか自分が作り上げてしまった世界の中で、生きています。

その世界を少しずつ、状況に応じて変化させていかなければ、あなたの世界は諦めの世界へと変化していくかもしれません。


未来のドア


 次の2つの例をまずは、ご覧ください。 最初は、かの有名な加山雄三の若き時代の話です。

 彼は、昭和の大スター上原謙の息子として生まれ、親の七光りによって、デビューするや否やスターとして扱われてきました。

芝居や歌の経験も少ない、実力のある人は他にたくさんいるのに、スターの子供ということで、自分もスター扱いされることに、内心、大変居心地の悪さを感じていたそうです。

それとは裏腹に人気は上昇しました。


 彼は20代の頃の心境を次のように述べています。

「その頃、ぼくはものすごく高くて、細い柱の上に立っているような気持ちで毎日を過ごしていました。

ここからいつ落ちるのか、そればかりが気になっていたのです。」


 そして、その日はとうとうやってきました。

叔父と共同名義で買ったホテルが倒産してしまったのです。

30代はじめのある日の出来事でした。

それにより10億相当の負債を抱えてしまいました。

加山雄三は、そのとき、「ついに来たか!」と思ったそうです。

つまり、柱から落ちると恐れていた日がやって来た、と感じたのだそうです。


 もう一つの例は、高校生の話です。

彼は学校では中位の成績、平均して70点をとっています。


 ある時数学のテストで40点をとってしまいました。

彼はものすごくショックで落ち込みました。

そこで、次の試験で挽回し、75点をとりました。

その時に英語で95点をとりました。

うれしいはずの高得点ですが、彼はそれを信じることができません。

「なぜ、僕が95点も...」


 そして、次の試験で英語は70点に下がりました。

がっかりしたと思いきや、変な納得感がありました。

「ぼくの点数だ...」

この2つの話から、彼らのセルフイメージが見えてきます。

前者の加山雄三の例では、「実力がない僕がスターであってはいけない。」 

後者の高校生の例では、「自分は70点くらいがちょうどいい。」 このようなことが、あなたにも、思い当たるふしはありませんか。


 人には、自分は大体このくらいの人間なのだ、という無意識でのセルフイメージが働いています。

その範囲内のことをコンフォートゾーンとよびます。


 人は、自分で勝手に決めたこのゾーンの範囲内に居座ろうとします。

放っておけば、そこから抜け出そうとは思いつきません。

あなたの潜在意識(=内的意識) には、これまで体験してきた、たくさんの記憶、家族や他人から言われたことやされたことの記憶が詰まっています。

あなたは、その潜在意識にあるこれまでのプログラム通りに考え、行動してしまいます。

そうすることが、一番楽なのです。かつ、潜在意識は変化を嫌います。

ですから、あなたは自身のコンフォートゾーンから上下前後左右はずれようとすると、大変居心地を悪く感じるのです。


 しかし、このコンフォートゾーンはあなたが勝手に思い込んで作ったゾーンです。

本当は根拠がありません。

あなたが、手に入れたいものやなりたい自分があり、それが実現できないのは、あなたのゾーン外にあるのではないでしょうか。


開く


 あなたが確実に達成したい高い目標や願望があるのであれば、このゾーンを高く広げていかなければ、いつまでたっても達成することはできません。

そのためには、あなた自身のセルフイメージを改善していくことが、重要なカギなのです。


 冒頭の加山雄三は、ホテル倒産後、税務署にすべてのものを差し押さえられ、手持ちの現金までもすべて持っていかれたそうです。

家族のため、恥を捨て、その後10年間365日どんな仕事でも引き受けて10億円を返済したそうです。

しかし、それが自分の実力を養う、よいきっかけとなりました。

とは、80代を目前に、目をキラキラ輝かせて精力的に仕事をしている現在の加山さんの言葉です。


 セルフイメージとは、これまでの人生の中で形成されてきたものです。

ほとんどの場合、その根拠はありません。

『五体不満足』の著者であり、現在、作家として活動されている乙武洋匡氏は手も足もごくわずかしかありません。 

 しかし、身の回りのことはほとんど自分でできます。

手も足もないから、できなくて当たり前、ではないのです。 

彼のご両親は普通の人と同じように生活をさせたい、だからそのように導き、彼もそう思って生きてきました。

手も足もないけれども、日常生活が自分でできない根拠はなかったわけです。


 つまり、セルフイメージを高めるのにも根拠は必要ないということです。

単純に根拠なくセルフイメージを高める作業によって、新しいセルフイメージをつくってしまえばよいということです。 

 セルフイメージが上がれば、コンフォートゾーンも上へ広がります。

そうすれば、『ぼくは生まれながらの思えてくるようになります。


 そのセルフイメージをあげる作業の仕方をあなたは知っています。

早速アルファレベルに入って、新しいセルフイメージをプログラムしてください。

プログラムをするときは、言葉、思考(イメージ)、行動を活用することでした。

イメージを活用する場合は、是非マインドの鏡を活用してください。 

 ただ、左脳的な人は、新しいセルフイメージを現在とものすごくかけ離れたものにしないでください。

つまり、今まで平均20点だった学生がいきなり平均95点にするということです。

まずは、少しずつのアップからをお勧めいたします。


***..日々の肯定的な積み重ねが明日を変える***..


<以上>

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