執着は集中力を弱め、願望実現の障害になる

執着は集中力を弱め、願望実現の障害になる

願望実現は、実現に向けて集中できることが不可欠です。
それはマインドの法則が働くからです。
即ち、「考えが集中すれば、その考えは実現する」という法則です。
願望ゴール 集中力実現する過程の考えや行動は、潜在意識が考えを実現する方向にコントロールするかです。

その集中力を弱める一つの原因は、執着です。

 

次のような質問を受けることがあります。

【Q質問】

「願望に執着するのは、何故良くないのですか?」

「目標や願望を持つことが大事だと言われますが、"目標や願望の実現を追い求める"ことは執着になりませんか?」

【A回答】

願望を実現する上で、願望に執着することは、実現の可能性を下げることになります。
願望には、我欲の願望と人生の目的に則した願望があります。

その二つの願望と執着との関係を説明します。

 

■1.我欲の願望は、執着心を作りやすく、実現に集中でき難い

我欲の強い願望は、確かに執着心を持つ傾向にあり、願望実現への集中力を弱めます。

誰でも経験ある一つに、”ある人に恋”してしまったときを思いだしてください。
その人しか見えなくなり、冷静に客観的見れば、その人の欠点であるにも関わらず、それが”あばたもエクボ”現象で気にならないどころが、良く見えてしまう。
客観性が欠け、視野が狭くなっていることがわかります。
ひどい場合には、勉強や仕事中もその方を思い出し、目の前に集中できていない。
このような状態は、執着している状態です。

願望を是が非でも実現するんだと、そのことに集中し、一日中そのことが頭にある状態は、強い執着心をもているといっても良いでしょう。
この強い執着心は、心の緊張を作ります。
その結果、注意の範囲(視野)が狭くなり選択の自由が奪われてしまいます。
願望実現に必死にしがみつき、それ以外のことは目に入らない、没頭している状態を作ることになります。
その為、願望実現に対する適切な判断を誤る可能性が大きくなり、精神的には不健康な状態になるといえます。

執着心は、心を対象に奪われている状態で、心の自由が失われている状態です。

執着 荒波

このことを脳科学的に見ると、願望という報酬を期待するので、脳下垂体からドーパミンが放出され、ドーパミン神経細胞の興奮を高めます。
現状とまだ実現していない願望の間のギャップ、即ち問題が生じ、活動が辛い、苦しいものになり易くなります。
その苦痛から、ストレスホルモンを発生し、怒りや不安などのネガティブな感情をもち、更にドーパミン神経細胞の興奮を更に高めます。
この状態は、どんな誘惑もやらたら魅力的に感じ、適正な判断ができ難く、視野が狭めることになります。
執着は、この状態を引き起こしてしまいます。

 

■2.人生の目的に則した願望は、執着心が働かず、実現に自然と集中できる

 

成功している人に、二種類のタイプがあります。
一つは、目標設定型、もう一つは、自然に身を任せる型です。
自然に身を任せる型の特徴は、人生の目的(本性、役割、使命、存在理由)に則して生きる方です。
簡単にいうならば、自分な好きなことか心に聞き、人生を歩む方です。
即ち、人生の目的に集中している生き方と呼ぶことができます。

後者の自分の人生の目的に則した願望は、自然の流れに乗りますので、執着は起こりません。
その行為は、ドーパミンを分泌して報酬を期待されるのではないので、セロトニンやガンマアミノ酪酸などの気分を高揚させる脳内化学物質や、オキシトシンなどの気分をよくするホルモンが活性化させます。
そして、脳のストレス反応をシャットダウンし、体内のストレスホルモンを減らして治癒反応やリラクゼーション反応を起こします。
その結果、その願望に向かうことは、日々充実し楽しくなると伴に、周囲の事に対して心を開き、柔軟に対応でき、自由な思考ができ、喜びに満ちた平静な状態になります。
更に、この状態は、あなたの潜在意識を活用できる条件を備えておりますので、物事は成就しやるくなります。
願望実現にも精神的にも健全な状態であるといえます。

人生の目的に則した願望への集中は、心が対象の願望に奪われず、心の自由な状態を保っている。

自由 大海

■3.我欲の願望の健全な姿勢で実現へ

 

我欲の願望や目標でも、それを実現する姿勢として、一日の中でも願望実現の何らかの行動を精一杯したら、それを天にまかせという気持ちにして、そこから離れ、今やることに集中するという常に切り返ることが大切です。
このように切り替えられる自分になることが願望実現する上でも大切です。

 

我欲な願望でもシルバメソッドのテクニック「マインドの鏡」で潜在意識にプログラムする方法は、執着心を消してくれます。

このプログラムは、心身をリラックスして脳波をアルファ波の状態で行う為に、心が穏やかで視野が広がり、潜在意識につながるレベルですので、潜在意識に効率よくプログラムが可能になります。

その上でマインドの鏡のテクニックを活用します。

このテクニックでプログラムし続けていくと、「そうなるの当たり前」という気持ちになり、執着心が自然と消えていきます。

その時は、人生の目的に則してるときと同じホルモンが分泌されます。

 

■4.自然の流れに乗る「流れ」とは

 

自然の流れに身を任せる状態にする為にも、自分の人生上の目的(役割、使命)をしっかり見極めておく必要があります。
この目的とは、○○の資格を取得して、○○の仕事につくとか、そのようなことではありません。
どんな仕事についていても、主婦であっても、何歳であっても、人それぞれの目的、役割というのがあります。
その目的役割を忠実に実践、行動していくことがより健康に調和をもって、自己実現にむかっていくことができます。

 

以上から、今、この瞬間に集中し、人生の目的に則し、その節々の願望を実現する生き方が、活き活き、自己実現をもたらす生き方です。
ここには執着心は働きません。

【備考】シルバメソッドの詳細は、下記をご参照ください。

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<以上>

 

執着は集中力を弱め、願望実現の障害になる

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